【THE FIRST SLAM DUNK】ドリブルこそチビの生きる道 -映画感想-

サイシンサク!

こんにちは!

シアタールーム202管理人のLyryです!

今回はやっと見てまいりました。

「THE FIRST SLAM DUNK」

ネタバレなし感想とネタバレあり感想両方書いていきます!

「THE FIRST SLAM DUNK」あらすじ

いつも余裕をかましながら

頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する

湘北の切り込み隊長、ポイントガード・宮城リョータ。

沖縄で生まれ育ったリョータは3つ上の兄がいた。

幼い頃から地元で有名な選手であった兄の背中を追うように

リョータもバスケにのめりこむ。

高校2年生になったリョータは、

湘北高校バスケ部で、桜木、流川、赤木、三井たちとインターハイに出場。

今まさに王者、山王工業に挑もうとしていた。

© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

ネタバレなし感想

結論から言わせていただきますと、素晴らしい映画でございました。

僕自身、学生の頃バスケやってたのにも関わらず、そんなにスラムダンクを知らない人間なので(黒子のバスケ好きでした)大丈夫かなとか思っていましたが、大号泣でした

王者、山王工業との「試合のシーン」がとにかくすごい!なんて感想はアホほど見てきましたが、マジですごかった。本当に。

フル3DCGアニメで迫力を感じた事なかったのでヌルッとした試合になるかと思っていたのですがそんな事なさすぎて、映画館が気づいたら体育館になっていました。

というのも今回監督を務めたのが、原作作者、井上雄彦先生本人ということでその辺の迫力の出し方に凄くこだわったらしく、先生曰く、1993年放送開始のアニメ版のスラムダンクはあまり好きじゃないようで、やはり漫画の”動き”アニメの”動き”の違いに納得いってなかったという。そして、アニメーションを制作するにあたってたくさんのアニメーターの方が同じ人物を描くということは多少なりに人物の描き方にばらつきがある事も理由の一つだというお話があります。

そんなこだわりの塊、井上先生がメガホンをとったスラムダンクはどうなるんだって話ですよ。

プロのストリートバスケットボール選手に徹底的に重心などの動きを指導し、それらの動きを3DCGに落とし込み、そこからなんと、井上先生本人がCGを修正しようとしたそうです。

しかし、井上先生はCGソフトが使えないので、CGのキャプチャをとり、一コマ一コマ、手書きで理想の絵を書き加え、CG担当の方に「こういう感じで」ということを伝え続けたそうです。

そこからさらにこだわりが加速し、一秒単位で確認し、ジャンプ後の重心の違い、体重移動、ボールの動きなどの細かい修正を全て、手書きで注文し、修正し続けたそうです。

バケモンですね(褒)

そして、大変だったと語り、「前より絵が上手くなった」というコメントを残しております。(笑)

試合のシーンだけでなく、本作の見どころは他にもあります。あんまり語りすぎると勢い余ってネタバレを普通に書いてしまうので、この辺にしておくんですが、3回以上泣かされた。ということだけ言っておきます!

本作まだ見てないよって方は是非見てみてください!損はないと思います。そして見たよって方も井上先生のこだわりに注目してみてみてください。まだ楽しめます。

© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

ネタバレ感想

こっからはネタバレばちばちで書いていきます。

※まだみてない方は注意してください。

もうね、宮城の過去のストーリーが本当に良過ぎた。

何ですかね、「母」という存在があるストーリーに本当に弱いんですよね、、、

父を亡くし、兄を亡くし、大好きだった兄との繋がりであったバスケをただひたすらにやり続け、それでも周りの大人は兄は超えられないといい、それでもバスケしかなくて、その中で湘北高校の面々と出会い、山王との試合で、これまでのわだかまりをほどき乗り越えていく。

試合後の母の「おかえり」「身長のびた?」などのセリフは、長男の死を乗り越えた証でもありますよね。

旦那を亡くし、長男を亡くし、それでも踏ん張り二人を育てる母の強さは本当に凄いですよね、リョータも間違いながも自分の道を歩み、「バスケを続けさせてくれてありがとう」このセリフは本当にグッときました。

© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

スラムダンクの主人公である桜木の「大好きです。今度は嘘じゃないっす。」を見たかったのは僕だけではないとは思いますが、「(栄光時代)俺は今なんだよ」改めて見ても痺れました。スラムダンクってマジ名言多いですよね、僕、漫画、アニメ、そんな見てないんだぜ。。。

山王の沢北も敵ながらあっぱれと言うべき相手でした。

負けは、勝ちへの通過点、沢北自身が願ったのは奇しくも敗北という形で彼に届けられ、結果アメリカでもやっていけるようなプレイヤーになりました。

この考え方というかメッセージは今まで他の漫画などで多く描かれてきましたが敵サイドで描かれたことってあんまりないですよね、、そのぐらい沢北というキャラクターに魅力があったんだなと沢北が泣いているシーンで気づきました。

試合のシーンについても、ラストのアレは本当にすごかった。残り10秒きったところで山王が点を取り逆転。山王勝ったか!のところで桜木が真っ直ぐリングに向かう姿はさすが主人公という感じがしました。流川がボールを運び、山王の面々ももはや、王者という立ち位置ではなく、「ただこいつらに負けたくない。」という気持ち一つで泥臭くボールを追いかけ阻む中、流川の桜木へのパス。

「        」

桜木が見事ブザービートを決め、あの二人が勝利の喜びを分つシーンは本当に鳥肌でした。

© 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

「THE FIRST SLAM DUNK」まとめ

友情・勝利・努力を掲げた週刊少年ジャンプの黄金時代に連載していた「スラムダンク」

こんなに熱いマンガ、作品なのかと改めて思いました。マンガも要所要所しかチェックしていなかったのでちゃんと見たいです。

他にも三井の話や、赤木の話もしたいのですが僕の知識がそんなにないので、知ってる分と映画にあった情報だけで今回は書いてみました。

本当にいい映画でもっと早く観るべき作品でした。あと2回はみたい。。。。。あの試合をもう一回見たい。上映が終わり、帰路の途中でも思い出して何回か泣きそうになりました。とにかく凄いパワーのある映画でした。

あの頃にこの映画に出会っていたらもっとバスケが楽しくて仕方がなかっただろうなと思いました。黒子のバスケ読んでる昔の自分に言いたい。

「スラムダンクを読め」そして

「左手は添えるだけ」と。

今回はこの辺で。。おわりっ!!

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