【CODA コーダ あいのうた】手話が聴こえた映画 – ネタバレ感想

アマプラ!

こんにちは!

シアタールーム202管理人のLyryです!

今回は去年公開されアカデミー賞作品賞、その他3部門受賞した「CODA /コーダ あいのうた」鑑賞して来たので感想書いて行きます!

あらすじ

豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。

https://eiff-jp.net/film/coda/

「CODA コーダ あいのうた」感想

結論!!泣きました!!最高の映画です!!

主人公の女の子ルビーの気持ちがすごく共感できるんですよね。そんな歳でもないが。

「思春期」それすなわち反抗期とも言える10代のあの時間。自分という感情の輪郭を意識できるようになり始め、それまで何とも思わなかった少しの出来事ですらその輪郭に引っかかり、過剰に反応してしまう年頃。

僕は男なので、女の子のことはよくわかりませんが、女の子の方が大変なイメージがあります。大人の思考になるのが多少早い感じというか何というか。。うまくいえませんが、男の子より、コミュニティの中でうまくやろうとする力が強いのかなと。。

そんな女の子ルビーの物語である本作は他の家族3人が聴覚障害者でコミニュケーションは手話という家庭環境です。(調べると本当の聴覚障害者の役者さんらしいです。ビックリ)

まぁいわゆる、自分の夢か家族か。というシンプルなお話です。

https://eiff-jp.net/film/coda/

ルビーは家族と世界を繋げるために手話でサポートする毎日ですが、音大に進学したいという夢も持っていますので、もちろんぶつかり合います。

母親の「私が目が見えなかったら、あなたは画家になりたいとか言うのかしら」は、皮肉バッチリですがなんか好きなセリフ?手話?です。と言うのも、「あ、聴覚障害の方もこういうこと言うんだ」と思ったからです。何を隠そうこのコーダーという映画は100パーセント綺麗な映画ではありません。(個人的な意見です。)下品なシーンなどがちょくちょくあります。ですがこのシーンがあることによって僕は気付かされたことが、耳が聞こえないだけ、それ以外は健常者と何ら変わらない。感情の表現だって、海外の人だからではなく日本人もなんだなと。偏見的に見てしまっていたのかもしれないです。あと、父親のコンドームの手話は普通に好きです。

そしてわだかまりを解消した母と娘の会話の中でグッときたやり取りで娘のルビーが母親に対して「ダメな母親なのは、耳のせいじゃない」というセリフ。耳が聞こえない母親としてではなく、大切な母親に対して反抗期の娘が言ったこの一言。僕の心は幸せでした。

そして、歌の発表会のシーンでの無音の演出。演出というのも失礼かもしれませんが、音楽を楽しめない、わからないってこんな感じなんだ、そりゃあ暇になって今日の晩御飯の話もしたくなるわなって感じでした。ただ、そこで初めて自分の娘がこれだけの人に評価されてると周りを見て気づきます。ここの両親の表情も本当に良い!!ほっこりです。

https://eiff-jp.net/film/coda/

そして音大のオーディション当日、ルビーが緊張でゴタゴタしていると、ダメなのにも関わらずに両親、お兄ちゃん、試験会場に入って来ちゃいます。お茶目ですね。

ルビーは家族の表情を見て安心したかのように再度歌い出すのですが、大切な家族に聞こえないはずの歌を伝えるために、手話をしながら歌うという選択をしたところで僕の涙腺が限界点を超えました。

https://eiff-jp.net/film/coda/

「CODA コーダ あいのうた」まとめ

という感じで感想をつらつら書いたのですが、本当に良い作品でした。Mr.Vの話もしたかったのですが長くなりすぎる思うのでこの辺にしておきます。

主人公のルビー役を演じたエミリア・ジョーンズさんどっかで見たことあるなと思っていたらあの最高のホラー映画「ゴーストランドの惨劇」に出てたみたいです。久しぶりに見返してみたいですね。

では今回はこの辺で。。おわりっ!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました