【すずめの戸締り】約11年越しの覚悟の物語 – 映画感想

サイシンサク!

こんにちは!

シアタールーム202管理人のLyryです!

やっと見てきました!「すずめの戸締り」!!!!!!

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

いやー、11/14(月)に見てきました!

率直な感想と言えば皆さん同じような感じだと思うのですが、

『んえっ!?、これだいぶ攻めてない!?大丈夫!?誠!?

これでしょう。笑

そでなくともこれに近い感じの感情かなと思います。

なんせここまで直接的な表現というか描写はほんと11年経ってようやくできる。。。って感じしますよね。

僕自身3.11当時はまだ上京前で地方の実家にいて、しかも中学の卒業式の後に行った焼肉屋さんのテレビの中での出来事という印象、、、というか衝撃が強く実際に被害に遭われた方々の気持ちは正直全然分からないです。。。m(_ _)m

というどうでもいい話はここまでにしておいて、、、あらすじです!

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

本作「すずめの戸締り」あらすじ

九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、「扉を探してるんだ」という旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ばすが…。

扉の向こう側からは災いが訪れてしまうため、

草太は扉を閉めて鍵をかける“閉じ師”として旅を続けているという。
すると、二人の前に突如、謎の猫・ダイジンが現れる。

「すずめ すき」「おまえは じゃま」

ダイジンがしゃべり出した次の瞬間、草太はなんと、椅子に姿を変えられてしまう―!
それはすずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた小さな椅子。逃げるダイジンを捕まえようと3本脚の椅子の姿で走り出した草太を、すずめは慌てて追いかける。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
不思議な扉と小さな猫に導かれ、九州、四国、関西、そして東京と、

日本列島を巻き込んでいくすずめの”戸締まりの旅”。
旅先での出会いに助けられながら辿りついたその場所ですずめを待っていたのは、
忘れられてしまったある真実だった。

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

鑑賞してみての感想

新海災害三作の中では1番重い!故におもろい!

新海誠監督の作品、特に前2作(君の名は、天気の子)をご鑑賞された方なら分かると思いますが、本作も主人公と出会った人との恋愛を大災害と絡めて描くという感じです。

ですが個人的に以前2作より恋愛要素があまりないように感じました。

というのもご存知、東北大震災(3.11)を取り扱っているいるので当然ですね。

最初のつかみの部分から災害アラート全開での幕開で監督の「覚悟」が感じられましたし、物語の後半に差し掛かったぐらいから「うわっすげーな」と僕自身思いました。

だからこそ当時起きた震災の時人々がどう思ったか、何を感じたのか、誰を心配したのかを思い出させるような感じがしました。トラウマを掘り起こされたという人もいるでしょう。

それほど今作は引き込まれる作品になっています。

あと、個人的にすごくいいなと思った場面としては、主人公のすずめとダイジン、すずめと叔母の環(たまき)さんの関係性です。

冒頭、猫のダイジンが現れた時にすずめが「かわいいねー、うちの子になる?」という何気ないシーンがあるのですが、このシーン鑑賞された方は分かると思うんですが、叔母の環さんの関係性と重なる部分があり、言った本人は忘れているが言われた人はその言葉に救われたという部分が個人的に大好物なシチュエーションで「ごちそうさまですっ!!」って感じですね。まぁそれが原因で関係が悪化するんですけどね、、

とにかく今作も綺麗な映像、音楽、物語で圧倒されっぱなしでした。

主題歌の「すずめ」「カナタハルカ」もよかったです!ただ鑑賞して思ったのは同じアーティストであるRADWIMPSの楽曲「猫じゃらし」もすごく合うなと思いました。

何気ない毎日、『おはよう』『いただきます』『バイバイ』『おやすみ』そして『いってきます』。

当たり前じゃない事なんだなと改めて強く感じる事ができました。

戸締りという言葉には戸を閉める、鍵をかけるというのが直接的な意味ですが、「確認をする」「次に進む」という意味も本作には含まれているんだなぁと。。。シミジミ

今回はここまで!また見に行くであろう「すずめの戸締り」また何か書きたい事があれば追記します。

今回はこの辺りで、、おわりっ!

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